シーバスガイドブック☆スズキの生態図鑑

ベイト(餌の小魚・生物)

餌となる生物

卵からふ化したシーバスの稚魚は、3〜4月には内湾に入ってくる。6〜7月には10センチ前後となって内湾や汽水域、淡水域まで分布する。アマモ等の生えている藻場で活動しており、主にアミ類・端脚類(たんきゃくるい)等のプランクトンを食べる。

 

水温が下がりはじめる秋には、多くのシーバスが少し沖の深みに移動する。港湾部や河口からは少し離れた深みで越冬します。この時期にはアミ類も食べるが、深みにも生息するエビ類やハゼ類も食べるようになる。

 

湾外で体長20センチ前後になった一歳魚は、春の訪れとともに再び接岸してきて、沿岸部で活動する。積極的にルアーにアタックしてくるセイゴが彼らだ。というのも、この頃にはアユ、カタクチイワシ、マイワシ、アジ等の小魚をターゲットにするようになっているからだ。成長するにつれて、シーバスはますます魚食性が強まっていき、やがては沿岸部の食物連鎖の頂点に君臨するようになる。

弱った魚や病気の魚への反応は薄い

さて、シーバスは、視覚によって目で見て餌を発見し、目で見て追跡して、捕食行動に移る。ベイト(餌生物)が静止していたり、潮の流れに乗って一定のスピードで流されているようなときにはその餌をたべない。美味しそうに見えないからスイッチが入らないのだろうか、それとも視力がそれほどよくないのでゴミにしか見えないのだろうか。

 

U字メソッドと呼ばれる方法において、ルアーが潮にのってただただ流されているだけのときは全く食ってこないこと、そしてUターンして水を噛んでルアーが泳ぎだした瞬間にシーバスのバイトが集中することを思い超して欲しい。また、破損してバランスが崩れたルアーが、体を斜めにして泳いでいるときも全く反応しない。ワームのセッティングがずれてまっすぐ泳がないときにもシーバスも反応しない。これらも同じだろう。

 

人間からは斜めになってる魚は弱った魚に見える。しかし、シーバスは、死んだ魚、弱った魚に反応しない。魚が泳いでいるように見えないもの、ゴミのように流れと同じ速度で動く物体にはシーバスは反応しにくい。


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