シーバスガイドブック☆スズキの生態図鑑

成長魚として

大きさの変化、呼び名の変化

成長魚で、成長とともにサイズが大きくなり呼び名も変わる。いずれのサイズのものも釣りの対象魚として人気で、食べることもできる。ルアー釣りでは、セイゴからスズキまで、全部まとめてシーバスと呼んでも差し支えない。

 


セイゴ → ハネ、マダカ、フッコ → スズキ(鱸)

1年目 セイゴ

2〜3月に全長20mmの稚魚となりアマモ場に移り動物プランクトン、エビ類等の幼生などの餌をとろ6cmくらいまで生活する。

 

シーバスの産卵期は1月頃で、水温14度の実験では産卵後4日半でふ化。ふ化の直後は体長4.5mm前後。5日ほどで5mmぐらいのサイズに成長して餌をたべはじめる。この稚魚は、産卵場近くの海域に2ヶ月くらいとどまっている。
4月になると2cmぐらいの大きさになり、河口域などで群れているのを目にすることができる。動物性プランクトンや、エビの幼生などを捕食して生活する。

 

初夏には10cm弱の大きさまで成長し、秋には15cmぐらい、冬までに20cmぐらいまでになる。
20cmぐらいまでは、一般にセイゴと呼ばれている。

2〜3年目 ハネ・フッコ・マダカ

20cmぐらいから40cm前後のサイズ。
20〜30ぐらいはセイゴ。40近いものになると、方言で、関西地方ではハネ、中京方面ではマダカ、東京方面ではフッコと呼ぶ。
呼び名の違いは、だいたいそれぐらいのサイズになれば、なんとなくそう言われているというもので、ぴったり何センチという決まりはないし学術書で明確に区分けされているわけでもない。

4〜5年目 

50〜60cmのサイズ。呼びはまだ、ハネ、マダカ、フッコ。
ルアーシーバスゲームでも楽しませてくれるサイズだ。

5年目以降 スズキ

60cm以上とか70cm以上とか言われるこのくらいのサイズからは、スズキと呼ばれる。
5年目ぐらいで、スズキは性転換してオスがメスになるという。

 

これ以降は、ぐんぐん成長することはなく、80cmオーバーのものは10年以上の年月をかけて大きくなったモンスターである。
大きなサイズの魚はそもそも個体数がすくなく、しかも、そのサイズになるまで生き延びたわけだから利口なものが多い。
また、小さい個体の群よりも水深深く潜んでいることが多く、不用意に人の前には現れない。

 

だから大きなスズキはめったに釣れない。


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