シーバスガイドブック☆スズキの生態図鑑

シーバスの捕食行動

シーバスの捕食行動

シーバスも生き物なので餌を食べる。その餌を真似たルアーを泳がせることで、シーバスのゲームフィッシングが成立する。ルアーでシーバスを釣るための方法が様々言われているが、シーバスの捕食行動を理解すれば、釣果アップはまずまちがいない。

シーバスのボイル・ライズとナブラ

シーバスの捕食行動を、ボイルと呼んだりライズと呼んだりする。

 

いったいどういう意味か。

 

ボイルとは、シーバスがベイトを喰うときに水面がボコっと音がするもの。水のこと。
ライズとは、シーバスが水面を破って捕食する様子。魚のこと。
ナブラとは、小魚の群れがシーバスなどのフィッシュイーターに追い回されてパニクってバシャバシャいってる様子。ナブラが立つなどと表現する。

シーバスは流れに正対している

シーバスは、待機しているときは常に流れに逆らって泳いでいる。じっとしているように見えても、流れに逆らっているのでひれなどを動かしているのは言うまでも無い。釣ったシーバスをストリンガーでつないだりスカリにいれていれば、流れに逆らって泳いでいるのは確認できるだろう。

 

あまりに流れが速いところで泳ぎ続けるのは体力が保たないので物陰に隠れたり、岩の後ろで休んでいたりする。しかし、基本的には流れの中にいて、流れに逆らって泳いでいる。これは、じっとそこに留まっていてもエラに水を通せるのでエラ呼吸が楽ちんなのが第一の理由。そして、流れにのって上流から泳いでくる(流されてくる)ベイトフィッシュを簡単に仕留めることができるというのが第二の理由だ。

 

満潮と干潮で潮の流れが変わるときには、シーバスも一斉に方向転換する。さっきまで良く釣れていたのに、潮の流れが変わったとたんに釣れなくなるケースがある。このときには、ルアーを流す方向を変えてみると釣果に繋がるかもしれない。

 

シーバスは、激流の中でも元気に泳ぐ遊泳力はあるが、激流スポットはあまり好まない。激流ポイントでは、流れが緩くなる障害物の裏や、突然そこだけ深くなっているようなところにいて、激流に流されている餌を食うのが好きなようだ。流れの変化は、水面の変化を注意深く観察すればなんとなくわかる。よく見よう!

潮が濁れば、シーバスも活性が上がる

海水の濁りの原因は、海水温の上昇とプランクトンである。一見して汚い水だから、工業用排水や生活用水で濁っているように考えてしまうが、同じような水質のはずが冬場に海に行ってみると驚くほど透き通っているんだ。

 

海の濁りは、シーバスが身を隠すのにいい。鳥やほ乳類(人)といった天敵から身を隠せるし、ベイト(シーバスの餌となる小魚)にも気づかれにくくなる。海に濁りがはいればシーバスの活性が上がり、積極的な捕食行動にでるのはこのためだ。

 

経験的に、雨後の増水した河川、河口ではシーバスの釣果がよいと言われてきた。この理由は、水に濁りが入るからというのと、増水によってベイト(シーバスの餌)が流されてくるからだ。雨後でなくても濁っている河川では、デイゲームでもシーバスが狙える条件が整っているとみてよい。

シーバスの捕食行動記事一覧

エラ洗い(えら洗い・鰓洗い)

シーバスは、側線とよばれる感覚器官で水中の振動、水の流れ、音等を感じ取って餌を探したり、天敵が近づくのを察知したりしている。餌となる魚を発見したあとは、目で見て追跡して、目で見て餌に食らいついている。シーバスは、加えた物が餌なのか異物なのかを瞬時に判断できるようで、それが餌ではないなにか別の異物だと...

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