シーバスガイドブック☆スズキの生態図鑑

産卵

シーバスの産卵は真冬の1月

シーバスの産卵は真冬に行われる。地域差はあるが、だいたいは秋が深まる頃から、翌年の春にかけてである。水温が適切な温度になりやすいという西日本の地域では、11月ころから2月頃までが産卵期となっていて、逆に関東以北や日本海側ではほとんど1月だけの短い期間となっている。

 

地域差は、水温や海流の差が原因である。自分が釣りをする地方の産卵期は最低限押さえておきたい。
産卵期は、スズキの生殖腺が発達して大きくなる時期と、その後に小さくなる時期の観測によって得られる。

 

 

10〜11月 犬吠埼(関東平野最東端)、千葉外房
10〜1月 瀬戸内海
11〜3月 九州近海
11〜4月 土佐湾
12〜1月中旬 関東以北、日本海側

九州近海は11月3月

シーバスの卵ってどんな形?

シーバス(スズキ)の卵は、丸い球形だ。他の魚の卵も同じように丸くて、同じようなサイズだというので、特にシーバスの卵を区別することができないという。魚が生まれてくるのを待つかDNA検査でもしないと、専門家によっても外観上の判別はできないそうだ。

 

卵の直径1.22〜1.45mmの球形で、生み出されると個々に分離して浮遊する。

セイゴは卵を産まない

ルアーフィッシングの対象として人気のシーバスは成長魚だということも広く知られている。地域によって呼び名が様々つけられているのも、釣りの対象魚として親しまれている証拠だ。東京では、セイゴ→フッコ→スズキ。関西方面では、セイゴ→ハネ→スズキ。全国的にみて、70cmぐらいからの大型をスズキ(鱸)と呼ぶようだ。スズキ未満の魚については、フッコ、ハネ、マダカ等と呼ばれている。ただし、小さい20cm程度のシーバスは、全国共通でセイゴと呼ばれているようだ。

 

シーバス(スズキ)は、40cmぐらいのサイズに成長したものなら産卵する能力が備わっている。年々大きくなるが、20cmぐらいになるまでに約2年。3年以上しないと40cmぐらいの大きさまでは成長しない。ルアーフィッシングをしていると、小さなセイゴが、自分の体長に近いサイズのルアーを果敢にアタックしてくることもある。しかし、まだ繁殖能力もない20cm前後のセイゴは、リリースするのも資源保存のために必要なことかもしれない。

 

 

(経験上、28cmのセイゴのお腹に卵が入っていたことがある)

産卵場

産卵場となる海域の特徴は、外海に面した沿岸の岩礁帯で、凸凹のある水深50〜80m位の水域が選ばれている。


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